Steam（スチーム）は、ゲームやCDストアを不要にする革新的なプログラムです。かつては、新しいゲームが発売されるとゲーマーたちはショップへ行き購入する必要がありました。しかし、全てのショップがPCゲームを扱っているとは限らず、専門店を探す必要がありました。それから、ゲームソフトを持ちかえり、CDをインストールし、何時間もかけてやっとゲームを楽しむことができたのです。Steamは、このプロセスを速くシンプルにします。ゲームの一覧を見て、ほしいものを購入しダウンロードするだけです。これ以上、簡単なものはありません。
Steamは、Win用とMac用ゲームを持ち、膨大なコレクションを、スポーツ、アクションなど、多くのカテゴリーに分類して一覧にしています。Steamには、多くのアドオンとインディーズゲームもあり、全て相応な価格で提供されています。
Valve社が開発したStream（スチーム）は、ゲーマーがオンラインでゲームを購入し、直接デスクトップにダウンロードできます。Valve社はSteamを使って自社の人気タイトル、例えばLeft4Deadなどをリリースしていますが、他社開発のタイトルも大量に発行しています。その中には、今最も売れているWindowsとMacのゲームがあります。Steamは、多くのゲーマーが長いこと待ち焦がれていたプログラムで、おおむね望みはかなっていますが、多少問題があります。
Steamストアの数少ない欠点の1つは、返金がとても難しいことで、厳しい「返金不可」ポリシーがあり、これは、このような先進的大企業では珍しいことです。つまり、間違って購入したり、購入後に自分のPCでは動作しないと分かった場合は大変だということです。もう一つの問題はDRM（デジタル著作権管理）で、ユーザーが同一ゲームを異なるPCでプレイすることを制約し、ゲームプレイの際にオンラインログインを要求することがあります。これは、特にプレイしたい時にインターネット接続がない場合は憂鬱です。ただ、これは、Steamの問題であることよりも、開発者の問題であることが多いのです。
このような欠点はありますが、Steamは、すばらしいアイデアで、ゲームの購入・プレイ方法を変えました。
